在来工法
Date: 2017.12.24

『在来工法』とは柱、梁、筋交い(柱と柱の間に斜めに入れる材)など、「軸」を組み立てて建物を支える日本の伝統的な工法です。
この『在来工法』は、「木造軸組工法」「在来軸組工法」「在来木造」「木造軸組」などの様々な呼び方がありますが、その内容は基本的に同じです。
「在来工法」の特徴としては次のことが挙げられます。
1)鉄筋コンクリート製の「布基礎」または「ベタ基礎」を採用し、土台と基礎をアンカーボルト固定する。
2)筋交いを入れて、プレート等で止めつけることにより、軸組全体を安定させる。
3)壁材に構造用合板を採用する等により、壁に強度を与える。
4)その他、材の接合部に多様な金物を用いて、軸組全体を補強する。
これらの工夫により構造的に強い木造建築が可能となりました。

ルーバイフォー工法などに比べ、間取りの自由度が高く、増改築も容易でわが国の木造住宅の主流を占めている工法。