今後の農地は、どのようになってゆくのだろう
Date: 2015.01.27

色々考えるのですが、終戦70年を迎え、食糧難であった時代、1970年代生まれの私は、経験がなく、土地の有難さは、そこで収穫できる作物は家族を守り、皆の命をつないだと、聞きます。いまでは、尾張地方の農地は、その時代の影はなく、管理が出来ないので、売りたい。持っていても赤字、農地なんてとみなさん言われます。しかし、日本の食料の自給率は、世界的にも低く、かといって、就農しても薄給でカッコいい職場とは程遠く近代のオフィスシーンに憧れる若者のほうが多いのが現実、地元の制度に封建的な農地施作、色々考えるのですがどう考えても、農地をやり続ける人口は減り、需要が見込めない。農地の価値が下がる。政権与党任期と、日銀総裁の任期と照らしても人事が大幅に変わらない、農地施作に大きな変動も見込めないし、重ねてTPPも動かないだろうし、農地の下げ止まりはまだ、見えない。しかし、食事は、人間の命を守る、食事を作る作物は、土地でできる!その土地の評価が低いのは、おかしい!と、いつも思います。特異な時代だと感じています。いつか、正当な土地の評価がされる時代が来ると信じ、農地に関わり続けていきたいと思います!不動産は政策産業ですね。服部相互不動産、服部一政。