TPPをわかっている人はどれだけいるのだろう?
Date: 2015.11.03

実際に影響が出てから、気づくんだと、ただなんとなく、傍観している気配があり、国際的に関税が安くなるなら家計が助かる、就農者であれば良質で安全な国産品が海外の富裕層に向けて輸出されるであろう、だから、今がチャンスと思う人もいるであろう。それぞれ自分の立場に有益な捉え方で進めることは個人感情の快感原則からするも当然であるが、今のうちに、即時関税撤廃、6年後撤廃、などなど、段階的に訪れてくる、低価格の食品についておそらく大衆は、加工肉でなんと言われようが食べると似た感情で進むのかなぁと感じる。同じでデフレで20年以上慣れてきている私たちは、無意識にそちらに傾くのであろうと感じる。市街化調整区域の割合が多い我々の地域は、相当影響を受けるはずだと感じる。特に水稲は、専門家らの意見では、今の価格よりもさらに米値段が下がるとよんでいる。そうなると、農地の価値は、更に下がり、不動産の流動性が下がり更にデフレが進む気配を感じる。そして、人口が減る。都市間競争に負ける…国策をよく学び、地域性を活かし、地元の活性を担えるような意見が言えるような不動産業者を目指したい。